モデル · Google Nano Banana 2.1 · 2026年10月6日リリース

Nano Banana 2.1 — Googleの新しい主力画像モデル

Googleは2026年10月6日、Nano Banana 2のアップデートとしてNano Banana 2.1をリリースしました。ファミリーで新たに日常使いを担うモデルです。品質スコアが上がったうえに、1Kと2KではGoogleの料金がNano Banana 2のおよそ半分になっています。BananaBananaでは1枚$0.03からの都度払いで、サブスクは要りません。

段違いに並ぶパステルカラーの表彰台と4体のバナナのフィギュア。中央の表彰台には光沢のある新しい1体が立ち、Nano Banana 2.1がGoogleの画像モデル「Nano Banana」ファミリーに加わったことを表している
9月の時点で、このページの真ん中の表彰台は空いていました。今はそこにモデルがいます。Nano Banana 2.1です。
01概要

Nano Banana 2.1とは?

Nano Banana 2.1は、Googleが2026年10月6日に最初から一般提供(GA)として公開した画像生成モデルで、APIのIDはgemini-nano-banana-2.1です。GoogleはこれをNano Banana 2のアップデートであり、ファミリーの「主力となる高効率モデル」と説明しています。Nano Banana Proに対する、より速くて安い相方という位置づけです。モデルカードによると、ベースはGemini 3.6 Flashで、入力は最大131,072トークン、出力は最大32,768トークン。1K・2K・4Kで出力でき、参照画像は最大14枚まで使えます。

Nano Bananaファミリーの中での位置づけは?

BananaBananaでは現在、4つのNano Bananaモデルが使えます。GoogleのドキュメントにあるモデルIDと一緒に並べました。

名前APIモデル解像度Googleでの状態BananaBananaでの料金
Nano Banana 2 Litegemini-3.1-flash-lite-image1K提供中$0.03から
Nano Banana 2gemini-3.1-flash-image512px〜4K非推奨・提供終了日は未定$0.03から
Nano Banana 2.1gemini-nano-banana-2.11K、2K、4K新登場・10月6日からGA$0.03から
Nano Banana Progemini-3-pro-image1K、2K、4K提供中$0.11から

これが「Nano Banana 2.5」と呼ばれていたモデル?

そうです。9月、Googleのアプリのコードに「Nano Banana 2.5 Flash」というラベルが現れ、このページもその名前でモデルを追いかけていました。9月27日、Google Flowのコードにあった同じラベルが「Nano Banana 2.1」に書き換えられ、10月6日にその名前でリリースされました。Googleは別の2.5を発表していません。番号の付け方も混乱に拍車をかけています。2025年の初代Nano BananaはGemini 2.5 Flash Imageなので、「Nano Banana 2.5」を扱うページの多くは、実はその古いモデルの話なのです。

02新機能

Nano Banana 2から変わったこと

以下はすべてGoogleのモデルカード、ドキュメント、変更履歴に基づいています。そこまでたどれなかった情報は載せていません。

ベースモデルが新しく

Nano Banana 2の中身はGemini 3.1 Flash Image。2.1はGemini 3.6 Flashをベースにしていて、入力ウィンドウは131Kトークン。長いプロンプトや参照画像のセットも収まります。

選ばれる率がアップ

Googleのモデルカードでは総合的な選好度のEloが1050で、Nano Banana 2は990です。改善点としてGoogleが挙げているのは、画質やプロンプトへの忠実さなどです。

インフォグラフィックの事実が正確に

Googleのインフォグラフィックの事実正確性スコアは3倍近くまで上がりました。Nano Banana 2の0.179に対して0.521です。グラフ、図解、ラベル付きの解説図では、ここが効いてきます。

参照画像は最大14枚

1枚の画像の中で、最大4人のキャラクターと最大10個のオブジェクトの一貫性を保てます。マルチターンでのキャラクターの一貫性も、Googleの改善点リストに入っています。

パノラマ比率

縦長の1:8の帯から8:1のバナーまで、15種類の比率。Googleの変更履歴によると、2.1では横長やパノラマの画像を2K・4Kで出したときに出ていたタイル状のアーティファクトが修正されました。BananaBananaでは、この5つのパノラマ比率は2.1でしか選べません。

3段階の思考レベル

minimal、medium(デフォルト)、high。描き始める前に、レイアウトや指示についてモデルがどれだけ考えるかを決めます。

文字がよりきれいに

Googleは改善点に文字描写を挙げています。下のポスターテストでは、日付、会場、価格の入った実際のプロンプトで確かめました。

Google検索でグラウンディング

GoogleのAPIでは、モデルが画像検索も含めたGoogle検索で調べものができるので、実在のランドマークや製品がより本物に近く描かれます。

1Kから4Kまで3サイズ

出力は1K、2K、4Kのいずれか。Nano Banana 2にあった512pxの下書き用サイズはなくなったので、2.1でいちばん安いのは1Kの画像です。

Googleが追加しなかったものもあります。ランダム性の細かい制御です。2.1はseed、temperature、topP、topKに対応しておらず、送るとAPIがエラーを返します。シリーズ画像の一貫性にとってこれが何を意味するかは、セクション04で触れます。

03比較

同じプロンプト、2つの世代

9月、2.1にまだ名前がなかった頃、比較の基準を用意しておくために2つのプロンプトをNano Banana 2で試しました。文字の多いコンサートポスターと、空間的な論理を確かめるための完成したルービックキューブです。下は同じプロンプトをNano Banana 2.1で生成したもの。4枚とも1K・無加工の一発目の出力で、Nano Banana 2は各$0.06、Nano Banana 2.1は各$0.03です。

文字のテスト:コンサートポスター

プロンプトでは、見出し「MIDNIGHT ORCHARD」、「Live at Harbor Hall, October 14, Doors 7:30 PM」の一文、そして下部の価格の行を指定しました。

Nano Banana 2

Nano Banana 2の出力:コンクリート壁に貼られたコンサートポスター。見出しMIDNIGHT ORCHARD、イベント情報、紫の夜空の下のオレンジの木々
2026年9月。ドル記号も含めて全部の単語が正しく出ました。無加工の一発目、1K、$0.06。

Nano Banana 2.1

同じプロンプトでのNano Banana 2.1の出力:見出しMIDNIGHT ORCHARD、Harbor Hallの日付の行、価格の行が入ったコンサートポスター
2026年10月。見出し、会場の行、$25の価格がすべて正しく出ました。無加工の一発目、1K、$0.03。

論理のテスト:完成したルービックキューブ

プロンプトでは、上面が白、正面が緑、右面が赤の完成したキューブを指定しました。

Nano Banana 2

Nano Banana 2の出力:明るいデスクの上で、上面が白、正面が緑、右面が赤の完成したルービックキューブを持つ手
2026年9月。色も形もどちらも正確。無加工の一発目、1K、$0.06。

Nano Banana 2.1

同じプロンプトでのNano Banana 2.1の出力:上面が白、正面が緑、右面が赤の完成したルービックキューブ
2026年10月。上面が白、正面が緑、右面が赤で、形も崩れていません。無加工の一発目、1K、$0.03。

プロンプト2つではベンチマークになりません。GoogleのEloや事実正確性の数字は、はるかに大きな評価セットから出ています。この比較は、あなたが普段作る種類の画像で違いを判断してもらうために載せました。パイプラインを移す前に、自分のプロンプトを両方のモデルで試してください。1Kならテスト代は$0.06と$0.03だけです。

04パノラマ比率

横長も縦長も、継ぎ目なしで

Nano Banana 2.1は15種類の比率で出力できます。おなじみの1:1、16:9、21:9などに加えて、パノラマの1:4、4:1、1:8、8:1、9:21です。Googleの変更履歴によると、横長の画像で2K・4K時に出ることがあったタイル状のアーティファクトが2.1で修正されたため、BananaBananaではこの5つの比率を2.1で開放し、ほかの画像モデルでは使えないままにしています。

Nano Banana 2.1で生成した8:1の超横長パノラマ写真:ゴールデンアワーの紫と琥珀色の空の下、糸杉の並木へと続くラベンダー畑
8:1・2K、無加工の一発目、$0.05。畑にも木立にも、目に見える継ぎ目はありません。スマートフォンでは画像を横にスクロールしてください。
Nano Banana 2.1で生成した21:9のペーパークラフト風の風景:紫、フューシャ、琥珀色の紙を重ねて切り出した、日の出の山あいの谷
21:9・2K、無加工の一発目、$0.05。

横長・縦長の画像が活きる場面

サイトのヘッダーとヒーローバナー

4:1や21:9なら、16:9の画像をトリミングして被写体を切ってしまうことなく、全幅のヘッダーを埋められます。

帯広告とイベントバナー

8:1なら、リーダーボード広告、店頭バナー、ステージの背景幕に1回の生成でぴったり合います。

縦スクロールのビジュアル

1:4、1:8、9:21は、長いインフォグラフィック、手順ガイド、縦型のストーリーパネルに向いています。

カバー画像とチャンネルアート

21:9と4:1は、映画のようなカバーアート、プロフィールバナー、ニュースレターのヘッダーに使えます。

2.1にできないことが2つあります。512pxのサイズがありません。いちばん安い下書きは1Kで$0.03ですが、Nano Banana 2なら今も512pxを$0.03で出せます。それからseedに対応していないので、数値で構図を固定することはできません。シリーズの一貫性を保つには、前の画像を参照として渡すか、次のターンでその画像を編集してください。

05料金

Nano Banana 2.1の料金(2026年)

1枚ごとの都度払いで、サブスクも月々の最低利用額もありません。1Kで$0.03、2Kで$0.05、4Kで$0.10です。ファミリー全体を1つの表にまとめました。

BananaBananaでのNano Bananaファミリーの1枚あたりの料金(Nano Banana 2.1を含む)
モデル512px1K2K4K
Nano Banana 2 Lite1Kのみ—$0.03——
Nano Banana 2512pxの下書き、seed$0.03$0.06$0.09$0.13
Nano Banana 2.1新登場・パノラマ比率—$0.03$0.05$0.10
Nano Banana Pro文字量の多い画像・メインビジュアル—$0.11$0.11$0.20

料金は1枚あたりです。ダッシュ(—)はそのモデルでその解像度を扱っていないことを示します。暗号資産で$50をチャージすると残高に5%、$100なら10%が上乗せされ、有効なプロモコードがあれば同じチャージにさらに10%が加わります。

Google公式の料金より安い?

GoogleはNano Banana 2.1の料金を出力100万トークンあたり$30としていて、画像1枚は固定のトークン数で課金されます。1Kで1,120、2Kで1,680、4Kで3,780トークンです。1枚あたりに直すと約$0.034、$0.05、$0.113で、1Kと2KではNano Banana 2の$0.067と$0.101のおよそ半分です(4Kは$0.151から$0.113になりました)。急がないジョブなら、GoogleのBatchモードでさらに50%安くなります。

Nano Banana 2.1の1枚あたりの料金:Google Gemini APIの定価とBananaBananaの比較
提供元1K2K4K
Google Gemini API定価・標準モード$0.034$0.05$0.113
BananaBananaサブスク不要$0.03$0.05$0.10

Googleの定価はGemini APIの料金ページ(有料ティア)より。2026年10月7日に確認。

つまりBananaBananaでは、どのサイズでもGoogleの定価と同じかそれ以下で使えます。APIキーも請求アカウントもクラウドプロジェクトの設定も要らず、同じ残高でここにあるほかのモデルもすべて使えます。Googleに分があるのはBatchです。APIで何千枚も生成していて、仕上がりを待てるなら、半額のキューにはなかなか勝てません。

062か2.1か

Nano Banana 2と2.1、どちらを選ぶ?

Nano Banana 2はなくなる?

BananaBananaではなくなりません。どちらのモデルもモデル選択に残ります。Google側では、Nano Banana 2(gemini-3.1-flash-image)はGemini APIで非推奨とされていますが、提供終了日は発表されていません。Google Cloudのドキュメントでは、廃止時期は「2027年5月28日以降」となっています。

Nano Banana 2.1を選ぶのはこんなとき

  • 2Kや4Kで出力する。$0.09と$0.13ではなく、$0.05と$0.10で済みます。
  • パノラマや極端な縦長の比率が必要。
  • 参照画像から複数の人物や商品を1枚にまとめる。
  • インフォグラフィック、図解、ラベル付きの解説図など、画像に事実を載せる。

Nano Banana 2のままでいいのはこんなとき

  • 512pxの下書きを$0.03で出したい。
  • 固定のseedで構図を保つワークフローに頼っている。
  • 調整済みの本番パイプラインがNano Banana 2で動いていて、まだ再テストしていない。

そして、誰の目にも触れる1枚、つまり文字がぎっしり詰まったものやキャンペーンのメインビジュアルなら、$0.11のNano Banana Proが今もファミリーの最上位です。Google自身も、2.1をProの後継ではなく、より効率のいい相方と位置づけています。

07使い方

使い方は3通り

  1. スタジオで

    ジェネレーターを開き、モデル一覧からNano Banana 2.1を選び、サイズと比率を決めてプロンプトを書きます。参照画像も同じパネルで追加できます。

  2. MCP経由でAIエージェントから

    Claude、ChatGPT、CursorなどのMCPクライアントを接続し、モデル"nano-banana-2-1"でgenerate_imageを呼び出します。残高も1枚あたりの料金も同じです。

  3. x402で呼び出しごとに支払う

    アカウントを持たないエージェントでも、x402経由でUSDCを使って1枚ずつ支払えます。料金はスタジオと同じです。

エージェントの設定方法はMCPページに、呼び出しごとの支払いの流れはそのx402のセクションにあります。Nano Banana 2向けに書いたプロンプトはそのまま使えます。ファミリー全体で通用する組み立て方は、Nano Banana プロンプトガイドをどうぞ。

08次に読む

さらに詳しいガイド

09よくある質問

ひとことで答えるQ&A

Nano Banana 2.1はもう出ている?

はい。Googleは2026年10月6日、APIのIDをgemini-nano-banana-2.1とする一般提供モデルとしてリリースしました。BananaBananaではスタジオ、MCP、x402のどれからでも、1枚$0.03から使えます。

Nano Banana 2.5はどうなった?

同じモデルです。9月にGoogleのアプリのコードで「Nano Banana 2.5 Flash」というラベルが見つかり、その名前が広まりました。9月27日にGoogle Flowのコード内のラベルが「Nano Banana 2.1」に変わり、10月6日にその名前でリリースされました。Googleは別のNano Banana 2.5を発表していません。

Nano Banana 2.1はGemini 2.5 Flash Imageと同じ?

違います。Gemini 2.5 Flash Imageは2025年8月の初代Nano Bananaです。Nano Banana 2.1は2026年10月に出たNano Banana 2(Gemini 3.1 Flash Image)のアップデートで、Gemini 3.6 Flashがベースです。

Nano Banana 2.1の料金は?

BananaBananaでは1枚あたり1Kで$0.03、2Kで$0.05、4Kで$0.10、サブスク不要です。GoogleのAPIの定価で計算すると、1枚あたり約$0.034、$0.05、$0.113になります。

Nano Banana 2は提供終了になる?

BananaBananaでは両方のモデルを引き続き使えます。GoogleはGemini APIでNano Banana 2を非推奨にしていますが、提供終了日は発表していません。Cloudのドキュメントでは、廃止は2027年5月28日以降とされています。

Nano Banana 2.1とNano Banana Pro、どちらがいい?

Googleは2.1を効率重視の日常使いモデル、Proを上位モデルと位置づけています。量をこなす仕事、予算内での2K・4Kの仕上げ、横長の比率には2.1を。文字がぎっしりの画像や看板になる1枚を確実に仕上げたいときは、$0.11からのProを使ってください。

Nano Banana 2.1はseedに対応している?

していません。このモデルでは、GoogleのAPIがseed、temperature、topP、topKを受け付けません。シリーズの一貫性を保つには、前の画像を参照として再利用するか、次のターンで編集してください。固定のseedがワークフローに欠かせないなら、Nano Banana 2は今も対応しています。

Nano Banana 2.1を今日から試す

新規アカウントには$0.20の残高が付きます。Nano Banana 2.1は1枚$0.03から、サブスク不要。